Local Communities and the Environment
地域共生・環境
Aiming to be an airport company
that works together with the local community
地域と共に歩む空港会社を目指して
北海道エアポートでは、環境にやさしい空港運営を行うべく、関係する法令等に基づき適切に環境対策事業を実施しています。
- トップメッセージ
~地域と共に歩む空港会社を目指して -
当社は2019年に、北海道内7空港(新千歳、稚内、釧路、函館、旭川、帯広、女満別)の一体運営を行う民間会社として誕生しました。これは国内初の取り組みであり、北海道はもとより国内外の多くの方々からご支援を頂いているところです。
空港運営の基本は、航空機運航の安全、安心の確保が何より大切なものですが、近年、気候変動に対する地球規模での対応が喫緊の課題となっており、わが国においても内閣総理大臣施政方針演説において、2050年を目標年とするカーボンニュートラル宣言が行われるなど環境対策への取り組みは国際的にも重要なテーマになっております。
このような情勢を受け、空港における環境対策への取り組みは、これまで航空機騒音対策を中心に進められてまいりましたが、2008年に「空港の設置及び管理に関する基本方針」が発表された以降は、これまでの対策に加え、大気汚染や省エネルギー、リサイクル等の環境負荷を低減するための諸対策に積極的に取り組むことが求められております。
このため、当社では周辺環境との共生を目指し、航空機騒音の低減策に取り組むと共に、空港周辺の自治体の皆様にもご協力いただきながら環境監視体制を強化し、監視結果をホームページ等で公表しております。
また、緑地の維持管理や生物多様性の保全等に努めると共に、空港を利用されるお客さまに、北海道らしい憩いと安らぎを提供する空間整備に努めてまいります。
一方、当社に対しては、道民の皆さまから新規路線誘致や観光振興を通じて、北海道経済の振興に寄与することが大きく期待されており、この期待を実現するために当社では2020年に知事ならびに空港所在地の首長の皆さまとパートナーシップ協定を締結いたしました。この協定に基づき、当社が事務局となり7空港所在地の関係者の方々に空港運営に対するご意見を頂く「北海道内7空港の一体的運営に関する協議会」と、空港所在地ごとに地域の皆さまからご意見を頂く「空港別協議会」を定例開催することで、地域社会と企業が共に歩む地域共生社会の実現に向け取り組んでまいります。
北海道エアポート株式会社 代表取締役社長 蒲生 猛